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新作の一章が終わったので振り返りをする。

 こんにちは、わんたです。

 新作「悪徳貴族の生存戦略」の一章が終わったので、振り返ろうかなと思います。

個人的なメモで、作品を読んでないとわからない内容になっています。

良かった点

主人公が主体的に動いた

 過去作の反省点として、「主人公が状況に振り回されているだけ」というのがありました。主人公が主体的に動くことが少なく、キャラクターとしての魅力は半減していたと思います。

 同じ失敗をしないように、新作では困難な環境に置かれた主人公が、主体的に動いて問題を解決していくといったストーリーになっています。

 主人公らしい動きができたので、キャラクターの魅力を発揮した……といいな。

メインとサブストーリーの同時進行がうまく出来た(気がする)

 悪政によって荒れてしまった領地の発展→贅沢な暮らしを目指す。

 といったメインの流れがありつつ、信用できない部下への対処、使える家臣集め、勇者撃退などのサブクエをこなしていくといった話を入れました。

 個人的には、起伏のある面白いストーリーができたんじゃないかなと思っています。

二千字を毎日更新できた

 毎日更新は一日千文字が限界だったんですが、今回は二千文字まで書けました。

 数をこなしてきたので、執筆が習慣化&速度が上がってきたんだと思います。

感想をもらえる突っ込みどころを作れた

  • ヒロインが主人公の臭いを嗅ぐ(実は浮気チェック)
  • 敵キャラの勇者が変態(両刀)
  • 同人ゲームという設定を利用したクソゲー感(性癖を拗らせた感)

 といった設定画会ったおかげで、突っ込み系の感想をいただけました。

 こちらは狙い通りといった感じだったので、感想をいただけて良かったなと思います。

 それにしても同人ゲームという設定は便利ですね。

 商業作品ではあり得ない難易度でも同人なら……といった謎の納得感が作れます。

反省点

ヘイトを溜めすぎた

 一番の反省点は、敵役として登場した勇者セラビミアでした。

 主人公の目的が「領地内で贅沢な暮らしをする」といった小さなものだったので、話が小さくまとまってしまわないように、壮大な野望を持つ強力な敵役を登場させたのですが、ヘイトを溜めすぎてしまったようです。

 想定していた以上に嫌われてしまったので、コメント欄は炎上。さらに一章では倒せない相手だったこともあって、ヘイトの解消も失敗しました。

 自作のキャラクターで、ここまでキモいと言われた登場人物は彼女だけですね!

 それだけキャラが立っているとも言えますが、ヘイトコントロールは失敗したので反省はするべきかなと。

 今後敵役を出すときは、

  • 敵が優位な場面は1~2話で終わらせる
  • 例え同性でもヒロインを汚すような行為は慎む
  • 敵がレベル違いに強くても一矢報いるシーンを作る(今回はちょっと弱かった)

 といった点に注意しようかなと思います。

勇者=ゲスが飽きられつつあった

 数年以上前から敵役として勇者が出る作品はあったんですが、そろそろお腹いっぱいだよといった感想をいくつかいただきました。

 昔は意外性があって読者さんにも受け入れられていたんですが、もはや飽きが来つつある設定なんだなと感じています。

 次回作を作るのであれば、勇者は出さないか、もしくは善良な役として登場させたいですね。

最後に

 新作「悪徳貴族の生存戦略」ですが、BBコミュニティの10万文字感想サービスに提出しています。

 編集者から感想をいただけるので、客観的な視点からの突っ込みがもらえるのを楽しみにしています。