こんにちは、わんたです。
同人ラノベをシリーズ販売していれば気づくと思いますが、一巻あたりの売上は徐々に落ちていきます。
（当然ですが）一巻が最も多く売れて、最新刊の売上が一番が少なくなるんですよね。
基本的に商業作品も同じように減っているでしょう。
で、次に知りたくなるのは二巻、三巻と販売を続けていたら、どのぐらい売上が下がるのか、ですよね。
Kindleで個人出版しているデータなら集計が容易なので、今回は私が個人で出版している、とあるシリーズのデータを公開したいと思います。
売上予想を立てるときの参考にお使いください。
前提
今回はあくまでも
- 個人でKindle出版したラノベ
- ネット上で話題になったことはない
- 集計期間は各巻を販売してから2023年9月末まで
の話になります。
有名な作家、X（旧Twitter）で話題になった作品などは、今回の減少率とは違う動きをするかもしれないのでご注意ください。
続刊した際の売上の減少率について
さて前提をお伝えしたところで、「経験をスキルにする万能な能力を手に入れて、最強の探索者になりました」の売上減少率を表にしました。
表は前巻の売上を100%として、次巻の売上が〇%に減ったという見方です！
わかりにくかったらごめんなさい！
◇例
二巻は一巻の売上に対して25%減少。
三巻は二巻の売上に対して18%減少。
二巻や三巻は減少率は低めですが、三巻→四巻で約32%と上がっています。
実は一巻と二巻のAmazon★平均レビューが4.3なんですが、三巻の★平均レビュー4.2と下がっています。この平均値が下がったことによって、売上減少率にも影響が出たのだと思われます。
三巻の内容に満足できず離脱された読者さんが多かったのでしょう。
恐らくAmazon★平均レビューが4.8などといった作品であれば、次巻を発売したときの売上減少率は10~20%で済みそうな気がします。いつか、このレベルに到達したいですね。
ちなみに四巻は★平均レビューが4.3と4.2を行き来していて微妙なライン上にいます。
売上減少率は30%ぐらいになるんじゃないかな。
結論
一巻のAmazon★平均レビューが4.2-4.3ぐらいなら「前巻の売上×70%」ぐらいは稼げそうです。
これが★平均レビュー4.1-4.0なら「前巻の売上×60%」で売上予測した方が正確性は高くなりそう。
※少なめに計算しています。自信があればもっと高い数字を入れてもいいかと！
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