KDP売上報告(電子書籍)

ラノベをkindle出版(KDP)したので、1ヶ月の販売実績をまとめてみました

 こんにちは、わんたです。

 2020年12月23日に「経験をスキルにする万能な能力を手に入れて、最強の探索者になりました」を電子書籍として販売開始しました。販売場所はamazonのみです。

 amazon限定にしているのには理由があります。

 1.KindleUnlimitedに加入している人にはタダで読んでもらえる+読んだページ数でロイヤリティが発生する
 2.ロイヤリティが70%と非常に高い(他の場所でも販売すると35%になる)

 このメリットを上回るようなデメリットは感じていないので、今後もこのスタイルで販売を続けていく予定です。

2021年1月1日~2021年1月31日の販売実績

 さて、必要な事前情報をお伝えしたので、そろそろ結果をご報告したいと思います。

 1月の実績はこの通りです(正確な数字ではありません)。

 注文数:10
 KENP  :37,000
 ※KENP:KindleUnlimitedで読まれたページ数

 売上で行くと20,000円程度です。先月の分を合わせるとトータルはもう少し上になりますね。

 半年かけてイラスト代が回収できればいいなぐらいの気持ちで出したので、意外に売れたなと感じてます。

 出版社様から本を出したときに比べれば微々たる売上かもしれませんが、書籍化されず売上を出さずに埋もれてしまう作品だったことを考えれば、十分に健闘したと言えるのではないでしょうか……?

「経験をスキルにする万能な能力を手に入れて、最強の探索者になりました」の一巻部分の話は、特に強い思い入れがあったので、出せて良かったと思っています。

学んだことセルフ出版(KDP)で学んだこと

 色々とありますが、今回は三つだけご紹介します。

 1.売上の大部分をKindleUnlimitedが支えてくれている
 読み放題のユーザが無料だからと手に取って読んでくれています。出版社様からの品質保証がない作品を読むには、そのぐらいの手軽感が必要なのでしょう。

 KindleUnlimitedのユーザーが増えれば増えるほど、セルフ出版(KDP)で販売している作家にもチャンスは回ってきそうです。

 ※最近は漫画も1巻はKindleUnlimitedで無料で読めるパターンが増えてきたのでユーザーは今後も増えていきそうだなと思っています。

 2.作品の更新が最大の宣伝になる
 セルフ出版(KDP)した際に一番困るのが宣伝ですが、小説を更新したついでにページ内で宣伝するだけで効果があったように感じます(KNEPが増える)。宣伝効果はこれで十分かも? と、感じるほどでした。

 3.小説サイトで数字は伸びたが、書籍化までには至らなかった作品のマネタイズになりそう
 WEB小説を書いていると「そこそこ伸びたけど書籍化できなかった作品」というのは、どうしても出てきてしまいます。

 そういった作品は更新が止まって埋もれていく……そんな運命をたどっていましたが、これからはセルフ出版(KDP)を検討したいと思っています。

 小説家になろうで2万ptを超えている作品なら、読者ニーズはつかんでいると思います。電子書籍として販売したら、一定の成果は出せそうな感覚はありました。少なくともイラスト代は稼げると思います。

 最後に宣伝です。

「経験をスキルにする万能な能力を手に入れて、最強の探索者になりました」は、連載中に発生した矛盾や細かいストーリー展開の修正をこない、巻末にSSを追加しています!