こんにちは、わんたです。
Kindle出版で、年間でサラリーマンの平均年収を稼いだ私が、これからKindle出版したいと思っている作家さんに向けて、最低限知っておいた方がよい基礎知識をご紹介したいと思います。
(電子書籍出版するまでの手続きではなく、売るための基礎知識です!)
これさえ守れば、爆死はない……かな?
販売開始前に作品(or作者)のファンを作る
あなたは無名の作家ですか?
もしこの問いに「はい」と答えてしまうのであれば、何もせずにKindle出版するのは危険です。
言い方は悪いかもしれませんが、無名の作家、しかも個人で出版している本を読みたいと思う人は、ほとんどいません。購入を後押しするような情報――レビューが必要なんです。
でも、購入してもらわないとレビューはつかない。
どうすればいいんだ!
そう思いますよね。
その問いの答えは非常にシンプルで、Kindle出版する前にファンを獲得すれば解決です。
WEB投稿サイトで作品を公開してファンを獲得するでもいいですし、作者本人についたファンでもいいと思います。大勢は必要ありません。レビューを書いてくれる方が数人いるだけで十分です。
レビューが高ければ「ちょっと読んでみようかな」と思う人も出てくるでしょう。作品を面白いと感じてくれれば、SNSで拡散、もしくはamazonでレビューを書いてくれるかもしれません。
こうして初期のファンを獲得してからKindle出版し、徐々にファンを増やしてランキングを上げていくサイクルを作るのが、Kindle出版で必要なことになります。
魅力的なタイトルが必要
面白い作品になっていることは当然として、魅力的なタイトルも必要です。
娯楽作品が溢れている今、
XXX戦記。
といった短いタイトルにしてしまうと、成功率は下がってしまうと思います。
みんながノーマルモードで戦っている中、一人だけハードモードで戦うようなもので、不利な状況なんです。こだわりがあってシンプルなタイトルにしたいのであれば止めませんが、ちょっとしたハンデを背負っていることは自覚したほうがいいかと。
長文のタイトルをつけたい場合、小説家になろう系統の作品であれば、なろうRaWiを利用をおすすめします。
私の場合は、高得点を獲得するまでタイトルを調整して出版しました。
表紙で売上が左右される
amazonは良くも悪くも、商業と同人を同一のカテゴリにぶちこんで販売します。
個人で出版した作品は商業作品と比較されてしまうのです。
内容は商業作品に負けない! といった自信があっても、表紙が見劣りしてしまうようであれば、読んでみようと思ってもらえません。
多くの場合は「素人の書いた作品か」と思って、中身は確認されず、ダウンロードされないことでしょう。
商業作品と比較しても見劣りしない表紙。これが意外に重要だったりするんです。
私の場合、表紙を変えただけでランキングが大きく上昇した経験もあるため、表紙にはかなりこだわっています。
ラノベの表紙であればイラストは必須なので、スキルのフリマ【ココナラ】でイラストレーターさんを探すといいでしょう。私も頻繁に利用しています!
売上の80%は読み放題
個人作家の売上比率ですが販売が20%、読み放題が80%になります。販売価格によって10%ぐらいは前後すると思いますが、売上の多くは読み放題が支えている状況です。
そのため、Kindle Unlimitedに対応しなければ売上増は見込めず、他のプラットフォームには浮気できません(amazonで独占販売する=Kindle Unlimitedに対応できる)。
販路を広げようとして作品をKindle Unlimited非対応にしてしまうと、売上が大きく下がってしまう場合もあるので、販売場所はamazonに絞った上で、どうすれば売上が出せるか考えるのがおすすめです。
その他、過去記事紹介
Kindle出版については他にも記事を書いているので、参考になりそうなものもご紹介しておきます。